食育と園芸活動

『食べることは、生きること』
 食育活動の一環で園芸をしています。
 季節の野菜、果物を身近で感じ、育て、食べることにより、食への関心、命を頂くことへの感謝を教えています。
食育は、野菜作りから始めます。苗や種からどのようにして実をつけるのか、実はどんな味がするのか、毎日交代で水やりをし、収穫を楽しみに育てます。

季節の野菜は、そのまま味わったり・漬物や色々な形でお昼ご飯で頂きます。

キュウリの収穫

毎年、鈴なりになるキュウリ!子ども達は、キュウリのお漬物が大好き!(ぬかづけ)毎年80本以上は収穫します。ここには、ありませんが、トマトも色々な種類を植え、収穫を楽しんでいます。

小さいお友達も!

採れたてのキュウリを見てびっくり!さわってちょっとチクっとしてびっくり!小さい子ども達にも収穫したての野菜をさわらせ、形や色を知らせます。小さい子ども達も園庭に出ると花壇を指さし、知らせてくれます。

クッキングでは、小さいコックさんに!

カレーライスづくりに挑戦!

三角巾とエプロンに身を包み、玉ねぎの皮むき、ピーラーを使っての人参・じゃがいもの皮むき、そして包丁をつかって先生やお手伝いの保護者の方と一緒に切ります。
いつもは、おしゃべりな子ども達も調理をする時は、必要以上におしゃべりしません。調理中は、集中することを約束しています。

楽しみにしていたお昼ご飯♪


席につくと、みんなニコニコ笑顔です。カレーをほおばると顔がほころんでいます。カレーだけでなく、野菜サラダ・スープ・果物も頂き、その上おかわりもし、大満足です。カレーの他にも豚汁やすいとんづくりと季節が変わるとメニューを変えて子ども達と作ります。

子ども達の経験が食事マナーにつながります。

土づくり・水やりを経て食物が育つ過程を見る事は、とても大切な事です。植物も人間と同じく愛情を持って育てることによりおいしく育ってくれることを子ども達に知らせています。
作る過程も自分で経験することにより、作ってくれる方に感謝の気持ちを持ち、その気持ちを伝えられるように教えています。食事は、好き嫌いなくおいしく食べ、きれいに食べる事を自然と身につけられる様、私達も日々子ども達と実践しています。

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